酪農への想い
FARMING
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© TOMIZAWA FARM.
安心・安全、おいしい
TOMIZAWA MILK
をつくりたい
目の前には美しい榛名山。富澤牧場は、群馬県東吾妻町の標高850メートルの見晴らしのいい高台にあります。私はこの地で生まれ育ちました。子どものときから両親が朝から夜まで牛の世話をする姿を見ていたので、自分は一般就職しようと東京の大学に進学しました。でもいざ社会に出ようと思ったとき、大変だけどやりがいがある、大変だけど多くの人を笑顔にできる酪農の素晴らしさをあらためて感じ、牧場に戻ることを決意しました。

現在、富澤牧場には80頭の乳牛と10~20頭の育成牛がいて、毎日約2トンの牛乳を出荷しています。仕事は朝6時に始まり、終わるのは夜8時。最近は人を雇えるようになったので少し負担は減りましたが、それでも日々多くの時間と労力を使って、生乳を出荷し続けています。牛乳のおいしさ、そして栄養が多くの人を幸福、健康にすると信じるからこそ、毎日頑張れるのだと思います。
日本の酪農は今
危機を迎えている
しかし、日本の酪農は現在大きなピンチを迎えています。輸入牧草の高騰や消費量の低下、さらには後継者、人材不足。特に最近問題なのは、牧草や燃料費などの高騰です。牛乳の値上げがニュースになり、ともすると消費者の“牛乳離れ”を加速してしまいそうな状況です。この物価高騰がどのくらい深刻か。富澤牧場の収入が数年前の3分の1以下になっているといえば、理解していただけるでしょうか。同じように作業をして、同じ量の生乳を出荷しているのに、収入だけが下がり続けているのです。うちはそれでもなんとか耐えしのいでいますが、牧場経営をあきらめる酪農家が増えているのも仕方がないと思っています。このままだと日本からどんどん牧場が減り、乳牛が減り、牛乳の価格はますます上がることになりかねません。
私は、生産された生乳を一滴も無駄にすることなく、全国の方々にお届けするというこれまでの酪農のシステムは守るべきだと考えています。でも一方で、それだけでは日本の牛乳を守れないという危機感もあります。たとえば、私は富澤牧場で生産された生乳がどこで、どんな味の牛乳として販売されているのかを知りません。各牧場から集められた生乳は、牛乳工場で製品化され、販売されます。この製品化の段階で、さまざまな牧場の生乳が混ぜられ、殺菌や味の調整を行い出荷されるのです。私がどんなに安心・安全や味にこだわって牛を飼育しても、それが消費者に届くことはありません。自分の味も作れなければ、価格を決めることもできない。酪農家が自分の力で自分の価値を高められないのが酪農業界の現状なのです。
TOMIZAWA MILKを
作るには
しかし、日本の酪農は現在大きなピンチを迎えています。輸入牧草の高騰や消費量の低下、さらには後継者、人材不足。特に最近問題なのは、牧草や燃料費などの高騰です。牛乳の値上げがニュースになり、ともすると消費者の“牛乳離れ”を加速してしまいそうな状況です。この物価高騰がどのくらい深刻か。富澤牧場の収入が数年前の3分の1以下になっているといえば、理解していただけるでしょうか。同じように作業をして、同じ量の生乳を出荷しているのに、収入だけが下がり続けているのです。うちはそれでもなんとか耐えしのいでいますが、牧場経営をあきらめる酪農家が増えているのも仕方がないと思っています。このままだと日本からどんどん牧場が減り、乳牛が減り、牛乳の価格はますます上がることになりかねません。
私は、生産された生乳を一滴も無駄にすることなく、全国の方々にお届けするというこれまでの酪農のシステムは守るべきだと考えています。でも一方で、それだけでは日本の牛乳を守れないという危機感もあります。たとえば、私は富澤牧場で生産された生乳がどこで、どんな味の牛乳として販売されているのかを知りません。各牧場から集められた生乳は、牛乳工場で製品化され、販売されます。この製品化の段階で、さまざまな牧場の生乳が混ぜられ、殺菌や味の調整を行い出荷されるのです。私がどんなに安心・安全や味にこだわって牛を飼育しても、それが消費者に届くことはありません。自分の味も作れなければ、価格を決めることもできない。酪農家が自分の力で自分の価値を高められないのが酪農業界の現状なのです。
酪農の未来と可能性

酪農の未来と可能性


これまでの酪農家の仕事は、生乳を出荷することでした。どんなに牛の飼育や生育環境にこだわったとしても、そのこだわりを"味"として表現することができなかったのです。
従来のシステムが間違っていたとは思いません。そのおかげで酪農家も守られてきました。
でももうそれだけではやっていけない時代です。多くの酪農家が廃業の危機にあります。
おいしくて健康的で安心・安全な牛乳をつくりたい。そんな酪農家ひとりひとりの思いをそのままの状態で消費者に届ける。そんな新時代の酪農にチャレンジしたいと思っています。